1/32 日野スーパードルフィン平ボディ リメイク記録

デコプラにおける魅力のひとつとして挙げられるのが、実車のように劣化しないというところ。そのため、旧いモデルであってもリメイクすることでいつまでも楽しめるようになります。ここに紹介するドルフィンは、数十年前から保管している短尺シャシーの旧モデル。これまでキットパーツを組み替えながら適当に維持してきたのですが、自作パーツを交えながら本格的なリメイクを施し、カッコよく仕上げていきたいと思います。

旧いモデルをリメイクして、もう一度楽しもう!

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全てキットパーツで仕上げていた、旧作ドルフィン。フロントバンパーは比較的新しいパーツですが、シートデッキやボディ、サイドバンパーに懐かしさを感じる人も多いのでは。

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ボディはキットパーツのままだとサイドのアオリが物理的に開かないため、車高に合わせて上部をカット。蝶番が付いていませんが、リアはお手製の観音扉に変更してあります。

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まずは、ガセットをプラ板とアルミテープで製作。サイドバンパーはリアリティがなかったので、上段部分をカットしました。助手席ドアの窓枠は、ハメ殺しが好きなのでカット。

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後部ガセットも、プラ板とアルミテープで自作。テールランプのレイアウトは、単純ですが個人的に気に入っています。文字ペイントは、ペンやマジックで仕上げています。

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バイザーの製作に着手。表裏が見えるパーツですので、透明のプラ板とアルミテープで製作することにしました。まずは、ミミをピラーの角度と高さに合わせてデザイン。

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切り出したミミに、アルミテープを貼り付けます。この頃はまだアルミテープしか使用していなかったのですが、もちろん光沢のある面を表側に使用します。

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アルミテープを貼ることで、デザインの悪さに気づくことができました。このままではサイドミラーの確認ができません。実車感がないので、修正していきます。

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修正したことで、リアルな仕上がりへと近づけることができました。さらにはカッターで切れ目を入れることで、実車のバイザーらしく仕立てていきます。

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ルーフのアールを意識しながら製作した天板と、ミミを組み合わせます。今回はフロントパネル程度の張り出しにしたかったので、小ぶりなデザインとなっています。

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ドルフィンのキャビンと合わせてみます。小ぶりかつ前傾姿勢の仕上がりは、イメージ通り。ちなみに、ミミは正面から見た時に垂直になるように設定しています。

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プロテクタートップを、プラ板で製作。煙突マフラーを装着しているため、左右に切れ込みを入れてあります。アルミテープを貼るのが面倒なので、内部はシルバーで塗装。

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上部に手すりパイプを取り付け、後部にはキットパーツのキャブハシゴを流用したガードを装備。このような小技も、最終的な完成度を大きく左右するので侮れません。

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スキルがないので、ミラーステーはキットパーツを採用。バイザーが小ぶりであるため、やや切り詰めて取り付けています。なかなかバランスよくなってきました。

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お気づきの方もいたかと思いますが、ステップはプロフィアのものを代用していました。そのため、純正ほどの厚みでステップを製作。一応、アール仕上げになっています。

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薄いことに加えて長すぎたのか、前輪2軸に見えてしまうような違和感だらけの仕上がりになってしまいました。ハイキャブバンパーが似合わないので、仕様変更を決意。

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フロントバンパーは、純正の前出しへと変更。張り出し量も許容範囲でしたので、下部にキットパーツのボディハシゴを流用した飾りを取り付けてバランス感を整えました。

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ドアガラスをクリアブルーで塗装して、大好きな一枚物合わせガラスのハメ殺しを体現。プロテクタートップの側面には、キットパーツのSカンを取り付けました。

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ウロコ風の輝きを放つアルミクロステープと出会ったことで、シートデッキやサイドバンパーなどをリメイク。そしてキットパーツのキャブハシゴを取り付けました。

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キャデラックバンパーは、折れてしまったキットパーツにプラ板で整形したものを装着。ナンバーボックスは、どことなくクラシカルな雰囲気をイメージしました。

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新たに取り付けたリアフェンダーも、キットパーツにアルミクロステープを貼ったもの。角型の燃料タンクは、プラ板で自作したものを取り付けています。

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キットパーツのリアバンパーに直付けするという安易な発想のテールランプですが、3連テールの両端と位置を揃えて取り付けたことで、カッコよく仕上がったように思います。

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