デコトラ&デコプラ情報局【改道人技】とは
人が改造することによって生み出される
デコトラとデコプラに特化した専門サイト
デコトラの世界には、昭和の時代から好まれてきたフレーズがいくつか存在します。その中のひとつが、「街道仁義」というもの。これは道路、いわゆる街道を仕事場とするトラックドライバーたちが、同業者に対して仁義を守る、つまり街道筋でのマナーやルールを遵守した運転をするという意味合いが込められています。個人的に好きであったそのフレーズを参考に、わたしはこのサイトに「改道人技」という名前をつけました。
独自の発想とセンスが生きるデコプラの世界では、説明書通りではなく自身の手で改造するということが重要視されています。つまり改造を施すことが、デコプラの世界に生きるモデラーたちの人生、言わば道となるのです。それを具現化させるには、モデラー自身のセンスや技が必要となるのは言うまでもありません。そこで、仁義ではなく人技と示すことにしました。改造車というカテゴリーに位置付けされるデコトラも、オーナーやショップの人たちが改造することによって生み出されるものであるということは、あらためて述べるまでもないでしょう。
改造をすることが、デコプラやデコトラの世界における道となる。そこに人の技が合わさることによって生み出された素晴らしきデコプラとデコトラたちの「改道人技」を、当サイトにて心ゆくまでご堪能下さい。
「改道人技」代表者の来歴
「改道人技」を運営するわたしは、少年時代に偶然見かけたデコトラに心を奪われ、中学生の頃からデコプラやデコチャリの製作を始めることに。それと同時にイラストや追っかけ活動にも精を出し、文字通りデコトラ界のエリートコースを歩んできました。初期の頃は幼馴染と3人で「愛沙会」という看板をデコチャリに掲げていたのですが、その後幼馴染と2人で「ロンサムロードデコチャリグループ」に入会。後年は、副会長を務めるまでに至りました。
やがて普通免許を取得すると同時に、軽バスでデコトラの世界へ。「ロンサムロード」の正式メンバーとして、デコトラ活動を始めることになりました。やがて自家用車としてトヨタハイエースと三菱ふそうの角目キャンターを購入して飾ったのちに、仕事でもトラックドライバーの世界へ。4トンのバランスボディから始まり、最終的には憧れだった大型の冷凍車に乗務することができました。
そして「デコトラ画像倉庫 壽屋」というデコトラサイトを運営していたことをきっかけに、デコトラ専門の月刊誌「トラックキング」の編集長から、トラックキング誌での執筆を依頼されることに。出版の世界に足を踏み入れたその流れで、2013年にはデコトラ雑誌「トラック魂」の創刊メンバーとして招集されることになりました。
トラック魂が独立創刊を果たした2017年の第43号からは、トラック魂の初代副編集長に。そして季刊誌となった2023年の第125号から2025年の130号までは、二代目編集長を任される運びとなりました。2024年11月には自身が企画構成をした「デコトラプラモ創造記」というムック本を発刊したのですが、現在では10年以上励んできた「トラック魂」と「デコトラプラモ創造記」から身を引き、株式会社OFFICE寿という会社を立ち上げてこの「改道人技」を運営するに至っています。
趣味でのデコトラ来歴は、スバルサンバーディアス、トヨタハイエース、三菱ふそう角目キャンター、トヨタトヨエース、いすゞニューエルフ。仕事車でのデコトラは三菱ふそうファイターバランスボディ、三菱ふそうフルコンファイター冷凍車、いすゞフォワードジャストン冷凍ウイング、いすゞギガウイング、いすゞギガMAX冷凍ウイング、日産UDビッグサム冷凍ウイング、いすゞギガ冷凍車、日野プロフィアテラヴィ冷凍車。当時の写真については、こちらのページにて順を追って公開していきます。
長年培ってきた知識と経験、そして専門誌の編集者としての実績をフルに活用するため、これからは通販専用のデコプラ、およびデコトラの専門誌を定期的に発刊していくことを目標にしております。ビギナーはもちろん熟練者、いわゆるディープなマニアの方々にも納得いただけるような専門誌の発刊に向けて励んでまいりますので、末永きお付き合いをよろしくお願い申し上げます。
【改道人技】代表 株式会社OFFICE寿 隅田 真
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初代デコチャリ
左が、わたしのデコチャリ。カゴにアルミテープを貼ったベニア板を取り付け、ミニ角マーカーを5つ並べていました。経験値が浅かったため、バッテリーはカゴに入れることに。そのためハンドルが取られてしまい、走行には適さない仕様でした。
幼馴染と3人で、愛沙会と言うクラブじみたものを立ち上げ。真ん中がわたしのデコチャリで、ワイパーの羽根はロンサムロード会長車「鬼若丸」に取り付けられていたものです。3台ともVマーカーを採用しているというところに、時代が感じられますね。
岡崎ドライブ用品で販売されていたフロントカゴセットを、お年玉で購入。角マーカーとリレー機がセットになった、DXタイプです。下部にも角マーカーを取り付け、だんだん派手になってきました。ヤンキーホーンも装着しています。左側は、当時の街乗り用。
リアにはステンレスの板を張り、描くのではなく紙を切り抜いて作った波絵を飾っていました。泥除けは、確か不要になったボストンバッグの中敷きです。左の写真がフロントの姿ですが、この頃から「真風丸」というニックを掲げるようになりました。
マーカーランプの数が減り、背もたれなどの飾りが排除されたこの姿が、おそらく初代最後の姿だと記憶しています。ヤンキーホーンの取り付け方には、それなりの進化が見て取れますね。ニックを刻んだアンドンは、筆箱に角マーカーを入れて光らせていました。
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